CDとLP

何日か前に近くの学校で「♪遠き山に日は落ちて~」を演奏していた。運動会の応援だろうか。それが耳にのこってしまったのか、新世界が聞きたくなって久々にLP盤をひっぱり出してきた。バーンスタインとニューヨークフィルハーモニックの演奏で80年代に買った廉価版。ヘッドフォンで聴いたらごろごろいうノイズとヒスノイズが気になるが、記憶に残っているものよりずっと良い音がする。トライアングルが生々しい。

一通り聞き終わった後に、92年に発売されたCDでも聞いてみた。リマスターされたはずなのでもっと良い音を期待したのだが、そうでもない。それであまり聞かなくなっていたのかもしれない。ごろごろノイズはCDにも残っていて、LPゆえのものではないことに少々驚く。バイアスノイズだったのか。ヒスノイズの方はかなりきれいに取れている。しかし高音がぽそぽそした感じでヘッドフォンでは聴くに堪えない。

方式による違いより、元の音の違いの方が遙かに大きく出るのだろう。

このアルバムはSACD でも出ているので、そのときに改善されたかどうか確かめたくなってきた。

SACD ドヴォルザーク:交響曲第9番 CDドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 他

上はAmazonの広告リンクだが、手持ちのLPは今入手できるCDと同じ写真で曲数が少ないもの、SACDの写真は、STEREO印とSONY印を取ると学校の音楽室にあったはじめて聞いたLPと同じになるので、SACDの写真が初出と思われる。

手持ちのCDはチャールズ皇太子の写真が入っている物で上のCDと同じマスタリングなのかどうかは不明(曲目は同じ)。

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カテゴリー: 生活音楽